*憲法修正で「神への信仰」を明記
記事年月 | 2020年7月ー9月 |
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号数 | 88 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
タイトル | *憲法修正で「神への信仰」を明記 |
本文 | 7月1日に行われた国民投票により、ロシア憲法の修正が決まった。中央選挙管理委員会によると、国民投票の投票率は67.97%、憲法修正に賛成は77.92%だった。今回の憲法修正に際しては、プーチン大統領の実質的な任期延長や、北方領土問題への影響のほかに、修正条項の愛国主義的性格が話題になった。実際、憲法修正では「神への信仰」という表現や、結婚は男女の結び付きとする文言が加えられている。こうした保守的条項は、プーチン大統領の支持母体になっているロシア正教会に配慮したものとみられており、近年のロシアにおける政治と宗教の接近を物語っている(毎日7/3ほか)。 [→『ラーク便り』86号52頁参照] |