*アヤソフィアのモスク化に遺憾の意

*アヤソフィアのモスク化に遺憾の意

記事年月 2020年7月ー9月
号数 88
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 バチカン(聖座(Holy See))
トピック
タイトル *アヤソフィアのモスク化に遺憾の意
本文  7月12日、教皇フランシスコは日曜の「お告げの祈り」の後、「私はアヤソフィアを思います。そして私はとても悲しく思っています」と述べて、世界遺産「アヤソフィア」をモスク化するというトルコ政府の決定に遺憾の意を示した。キリスト教文化圏とイスラム文化圏の境に位置するイスタンブールのアヤソフィアは、キリスト教の大聖堂として4世紀に建設されたのち、オスマン帝国時代にはイスラム教のモスクとして用いられた。世俗主義(ライクリッキ)を掲げるトルコ共和国の建国後は博物館として公開されていたが、イスラム保守層を支持基盤とするエルドアン大統領は7月10日、アヤソフィアをモスクに改める大統領令に署名した(カトリック7/26ほか)。
[→トルコ参照
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