*大嘗祭供え物の4割を給食で再利用

*大嘗祭供え物の4割を給食で再利用

記事年月 2020年7月‐9月
号数 88
媒体 国内
大分類 【A-7.皇室】
国名 日本
トピック
タイトル *大嘗祭供え物の4割を給食で再利用
本文 2019年に行われた天皇陛下即位の重要祭祀・大嘗祭のため、全国から調達した農林水産物の4割にあたる170万円相当の食材が障害者施設の給食に再利用されたことがわかった。宮内庁によると、平成の大嘗祭では「埋納」と呼ばれる方法ですべての食材を地中に埋めて処分していたが、2019年に施行された食品ロス削減推進法を踏まえて今回は有効利用を図ったという。ただし、再利用されたのは米や茶などの乾物や果物に絞られ、衛生面のリスク回避の事情などから処分されたものも多く、将来的な課題も残した。こうして選定された食材は、埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターに提供され、入院患者と施設利用者の給食に活用されたという(東京・東京9/23)。[→『ラーク便り』85号36頁参照
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