*雲仙・普賢岳火砕流から30年、島原市で追悼行事
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *雲仙・普賢岳火砕流から30年、島原市で追悼行事 |
本文 | 6月3日、1991年に43人の死亡・行方不明者を出した雲仙・普賢岳の大火砕流から30年を迎えるにあたり、被災地であった長崎県島原市の各所で追悼式や慰霊行事が営まれた。午前中には追悼式が行われ、犠牲者の遺族や消防関係者、中村法道・同県知事が黙祷を捧げた(長崎・長崎6/4)。式の中では遺族代表や同県知事により災害の教訓を風化させないという誓いがなされた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で前回の2016年の式より来賓を減らし、出席者も3分の1に制限した。同市内の殉職した消防団員の詰め所だった農業研修所跡でも慰霊の鐘が鳴らされ遺族らが黙祷を捧げた。また、当時報道関係者や消防団員が被災した「定点」でも遺族らによる献花が行われた。発生時刻の午後4時8分にはサイレンが響き、遺族らが黙祷した(日経・東京・夕6/3、読売・東京6/4ほか)。 [→『ラーク便り』71号29頁参照] |