*竹富町教科書問題、国・県と町で続く対立

*竹富町教科書問題、国・県と町で続く対立

記事年月 2013年4月-6月
号数 59
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *竹富町教科書問題、国・県と町で続く対立
本文テキスト  沖縄県八重山地区(石垣市、与那国町、竹富町)の中学公民教科書採択問題で、県教育委員会が東京書籍版の配布準備を進める竹富町に、他2市町と同じ育鵬社版を使うよう求めていたことが4月1日、わかった。竹富町は2012年度から、同地区が採択した保守色が強い育鵬社版を拒否し、東京書籍版を独自に購入して配布してきた経緯がある。県教委はこれまで竹富町側に立って東京書籍版での一本化を進めていたために、方針を転換させた形となる。教科書無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めており、これに先立って3月1日に文部科学省政務官が県教委に対して違法状態を解消するよう指導していた。しかし、竹富町教委は4月8日、文科省と県教委の指導に応じず寄付金で購入した東京書籍版を生徒に配布。町教委は「違法行為はない」としている(産経・東京4/1、毎日・東京・夕4/8)。
→『ラーク便り』54号28頁参照
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る