*沖縄慰霊の日に宗教者らが辺野古ハンストに連帯
記事年月 | 2021年7月-9月 |
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号数 | 92 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *沖縄慰霊の日に宗教者らが辺野古ハンストに連帯 |
本文 | 社会運動家の具志堅隆松さんは、戦没者の遺骨が含まれている可能性の高い沖縄本島南部の土砂を、名護市辺野古での米軍基地新設に使わないよう訴え、ハンガーストライキを続けてきたが、沖縄慰霊の日にあたる6月23日、具志堅さんに連帯する宗教者と市民らの集会「具志堅隆松さんのハンスト行動に連帯する東京行動」が東京都千代田区の参議院議員会館で開催された。呼びかけたのは、「日本カトリック正義と平和協議会」「平和を実現するキリスト者ネット」「基地のない沖縄をめざす宗教者の集い」「平和をつくり出す宗教者ネット」の4団体。具志堅さんも糸満市の平和記念公園にある「平和の礎(いしじ)」からオンラインで参加した。集会では、沖縄戦での犠牲者に黙祷を捧げた後、日本キリスト教協議会(NCC)総幹事の金(キム)性済(ソンジェ)氏が挨拶。「この問題を無視するなら宗教者の存在理由が問われる」としたうえで、戦没者遺骨収集推進法の制定にもかかわらず、沖縄本島南部の土砂を辺野古埋め立て工事に利用する政府を批判した(カ7/4、ク7/11)。 [→国内【3.習俗・慰霊】参照] [→『ラーク便り』91号24~25頁参照] |